あなたの商品やお店の特長はなんですか?
他社との違いはなんですか?
あなたのお客様は誰ですか?
お客様があなたに求めていることはなんですか?
お客様が手にする変化はなんですか?
お客様と、どんな関係性を築いていきたいですか?
あなたが本当に大切にしたいことはなんですか?
あなたにしかできないことはなんですか?
それは思い込みではありませんか?
お客様に質問を投げかけたとき、明快な返事が返ってくることは多くはありません。
商品に自信はあるけれど、他社商品と圧倒的な違いがあるわけではない
こだわりはあるけれど、他と比べてとりたてていうほどでもない
商品のリニューアルをしても、他にすぐ真似をされる
近くに同業者がお店を出して、お客さまがそちらに流れてる
お客様に違いがわかりにくい商品だから、価格で比べられる
類似品、代替品が増え、価格以外で差別化するのが難しい
企業間取引だから、価格以外で勝負しようがない
それでも、お客様に選ばれるにはどうしたらいいでしょうか……と。
例えばパン屋さんで、お客様が買っているのはパンでしょうか?
もしかしたら、明日の朝、機嫌よく目覚めるための楽しみかもしれませんし、ひとりでお留守番しているお子さまの寂しさを、少しでもやわらげるためのコミュニケーションのためだったり、仕事で疲れた日の翌朝、いつもより寝坊できる時短アイテムかもしれません。
仕事帰りに寄ったパン屋さんで「おつかれさま」と声をかけてもらうのがうれしい方もいらっしゃると思います。
そもそも、あなたはなぜパン屋さんをしているのでしょう。
そこにはどんな思いや、はじまりの歴史、大切にしていることがありますか。
単にモノとお金の交換ではないとしたら、そこにあなただけの価値がきっとあります。
あなたしか売っていないものは、あなたからしか買えません。本当に売っているものは何か、お客様は誰かを一緒に考えます。
あなたにしかできないことで、世界を変えていきましょう。