クライアントとどんなコンテンツを作成するかの相談をしている時、web上に載せると他社にパクられる、真似されてしまうのではないか?という意見が出る。
気持ちは、わかる。笑
私も、いわゆる同業のホームページなどをみて、素晴らしいコンテンツに出くわすと、「やられた〜」「私もこうしたかった、こうすれば良かった」と思うことはあるし、参考にすることもある。
でも、パクらない。
なぜって、お客様を侮ってはいけない、必ずバレるから 笑
ネットで何かを検索すると同じような記事がずらりと並ぶことがある。上から順番に見ていくと、さっきのとどう違うの?同じじゃんって。残念な気持ちになる。
せっかくインターネットで検索して他社の情報をある程度知ることができるのだから、いいなと思ったら、それをパクるのではなく、自社(自分)なら、それとどんな違うことができるか、違いを創造するチャンスです。
お客様は常に、新しいもの、違うものを期待している。
パクるということはその期待に応えることを放棄して、出会いの機会をみすみす逃すようなもの。
視座 立場を変えてみる
視点 目のつけどころを変えてみる
視野 見る範囲を変えてみる
何より、自社のことを好きだと思ってくれているお客様を思い浮かべながら考えてみて。
お客様は比較する時、
どこが違うのか
自分の価値観と合うのはどれか
自分の求めている価値を提供してくれるのはどれか
を知りたいわけで、違いがなければ、違いがわからなければ価格で比較を始めるか、違いを求めて他所へ行ってしまう。
それは、お互いにとってもったいないと思う。
話は戻るが、私はパクられてもいいと思ってる。
それにより一人でも多くの人に情報が届くのはいいことだし、そうすればある意味市場を広げることができる。
それに、一部分をパクってもダメだと思っているから。
違いって、好き嫌いを判断する基準のようなもの。
私が好きじゃない、苦手だなと思うことでも、それが好き、得意だという人が必ずいる。
だからこそ「違い」を伝えることで、きっと「好き」な人と出会えるんじゃないかな。
*カシマトモミ